あなたに贈る「今日は何の日?」

インタビュー

自分の過ごした時代が歴史になっていくのを感じるね。
フリーランスライター・エディター
多田洋一さん
下北沢「本屋B&B」代表でブック・コーディネイターの内沼晋太郎さんが、ご自身のFacebook上のお友達に誕生日プレゼントとして「DAYS Book 365」を贈りました。ここでは、プレゼントされた方々の感想をご紹介します。

 

今日12月20日に誕生日を迎えるのは、フリーランスライター・エディターの多田洋一さん。映画やテレビ番組のノベライズのお仕事をしながら、インディーズ文芸創作誌『Witchenkare(ウィッチンケア)』を立ち上げ、自ら執筆するだけでなく、寄稿の依頼、製作、販売まで全てを一人でやっていらっしゃいます。

内沼さんからは、「Witchenkare、これからも本屋B&Bで売り続けます!」とのメッセージが添えられた12月20日版のDAYS Book 365が贈られました。

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— 多田さんのお仕事について教えていただけますか。
 
20代後半から雑誌のタイアップ広告ページの製作をして、その後は映画やテレビ番組を本にする仕事を主にしています。『踊る大捜査線』のノベライズとか、『めちゃイケ大百科事典』、スタッフとして関わった『ビストロスマップ』のレシピシリーズは売れましたねぇ。
ただ50歳になった時に、自分は本気でやってるかな?と考えることがあって。僕はずっと頼まれた仕事をこなしてきたけど、自分の名前で意見を書いたりストーリーを作ったりはしてなかった。そこで自分発で「書きたいことを書く場所」として、『Witchenkare』を作ることにしたんです。おもしろいと思った人に「好きなことを自由に書いてください」と依頼して、創刊号は6人だったのが、来年4月に出る7号目には38人が寄稿してくれる予定で、輪が広がってきています。
全部自分でやってるから大変だけど、「こういうのがおもしろいと思ってやってます」って言えるのはすごくいいですよ。

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— お誕生日プレゼントのDAYS Book 365(12/20)は、いかがでしょう?
 
メッセージに感動しました。内容もすごくおもしろいねぇ。歳をとってこういうもの貰うと、自分がどんな時代を生きたのって思い出すきっかっけになりますね。「1964年の東京オリンピックに向けて、62年12月20日に首都高(京橋~芝浦間)が開通した」っていうこの記事。僕はこの時代に生まれて、日本の経済成長とともに大人になったんです。まだ未来が明るかった時代で、大学生になったら免許とって、車を買って、女の子を乗せて首都高をドライブするっていうのが定番。マンガもそれまでは軍隊とか忍者ものとかだったけど、鉄人28号や鉄腕アトムが空を飛び始めて全然変わったんですよ。だから2020年の東京オリンピックのこと考えると、今は僕らの次の人たちが暮らすインフラを作ってるのかなって。
96年にスティーブ・ジョブズがアップル社に復帰したっていうのも懐かしいなぁ。僕、この年に最初のマッキントッシュを買ってるんだよね。この頃からジョブズのことは知ってたんだけど、その後一気に売れて、数年前にすごく痩せた姿を見て、彼について語る人がものすごく増えて…。こうやって人って伝説になっていくんだって、自分の過ごした時代が歴史になっていくのを感じるね。そんなことまで考えちゃうんだから、この本は、多少年齢のいった人に渡すと、すごくいいんじゃないかな。

  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
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    漫画家/コラムニスト  「September Records」店主
    渋谷直角さん×山崎つよしさん
  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
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    漫画家/コラムニスト
    渋谷直角さん
  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
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    ハイパーニットクリエイター メディアアートアニメーター
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  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
    世界に一つの「今日」を贈る #5 (前編)
    ハイパーニットクリエイター
    力石咲さん
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