あなたに贈る「今日は何の日?」

インタビュー

本当に欲しい物は自分で買うから、もらうなら意味はなくても、それこそ「華がある」ものがいい。
グラフィックデザイナー
木住野彰悟さん
下北沢「本屋B&B」代表でブック・コーディネイターの内沼晋太郎さんが、ご自身のFacebook上のお友達に誕生日プレゼントとして「DAYS Book 365」を贈りました。ここでは、プレゼントされた方々の感想をご紹介します。

 

12月18日、今日お誕生日を迎えるのはグラフィックデザイナーの木住野彰悟さん。
2007年に事務所「6D」を設立した後、JAGDA新人賞をはじめとする数々の賞を受賞しています。

内沼さんとは11月に渋谷モディにオープンした、HMV&BOOKS TOKYOで、お仕事を一緒にした仲。そんな木住野さんに、お誕生プレゼントとして12月18日版のDAYS Book 365が贈られました。

2
— 最近のお仕事についてお伺いできますか。
 
最近だとキリンのレンタルビールサーバー「ブルワリーオーナーズクラブ」のグラフィックまわりや、茨城県・結城紬の老舗「結城澤屋」のブランディング、それに内沼さんとご一緒したHMV&BOOKS TOKYOの、ロゴを作りました。HMV&BOOKSのロゴは、本のアイコンに、隠れテーマでハートマークを合わせています。ハッピーなかんじがしますし、「気持ちのある本屋さん」として親近感ある存在にもなってほしいという思いを込めて。

3
— 木住野さんはご自身でニットのブランド「it knit」もされていますね。
 
誰かに何かを言われて作るんじゃなくて、自分で作りたいんですよ。仕事じゃなくて趣味ですね。そういうことをしないとつまらなくなってきちゃう。洋服にしたのは、それ自体が機能するものがいいなと思ったからです。グラフィックデザイナーは「作る人」ですけど、作ってるのは機能やサービスなどの中心部分ではなくて、それのまわりを囲うものがほとんどです。だからモノの中心に近付きたい要求があって、洋服ならビジュアルが中心で買うきっかけになり得るかなという気持ちがありました。

— 誕生日プレゼントのDAYS Book 365(12/18)は、いかがでしょう?
 
藤本やすしさんとCapがデザインしてるんですか。すごい、大掛かりですね。
この本に書いてあることって、誕生日を入り口にして、全部自分に関係あることですよね。そうやって自分というフィルターがかかると、情報の質が変わりますね。それがこの本が成立しているポイントで、まさに編集ですよね。
スティーヴン・スピルバーグとブラッド・ピットが自分と同じ誕生日だっていうのは知ってましたけど、1898年12月18日に、西郷隆盛が上野公園で銅像になった(除幕式)というこの記事、気になります。一瞬、西郷さんが生まれた日かと思いきや、銅像になった日!?って思いますけど(笑)、こんな一見取るに足らないような情報も、愛おしい自分だけの情報になるのでおもしろい。
誕生日プレゼントって花みたいなものだから、そこに内容がなくてもいいと思うんですよ。本当に欲しい物は自分で買うから、もらうなら意味はなくても、それこそ「華がある」ものがいい。そう考えるとこの本はピッタリじゃないですか。

(撮影/後藤洋平)

  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
    世界に一つの「今日」を贈る #6 (後編)
    漫画家/コラムニスト  「September Records」店主
    渋谷直角さん×山崎つよしさん
  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
    世界に一つの「今日」を贈る #6 (前編)
    漫画家/コラムニスト
    渋谷直角さん
  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
    世界に一つの「今日」を贈る #5 (後編)
    ハイパーニットクリエイター メディアアートアニメーター
    力石咲さん×モシ村マイコさん
  • 今日のクリエイター × DAYS Book 365
    世界に一つの「今日」を贈る #5 (前編)
    ハイパーニットクリエイター
    力石咲さん
TOP OF PAGE